歴史に残る幻のフェスを追ったNetflix「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」

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Netflixオリジナルドキュメンタリー「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」を見ました!そして想像以上にやばかった「FYRE Festival(ファイア・フェスティバル)」。

FYREフェスの話は知っていましたが、こうしてドキュメンタリーとして中を見てみると、まぁ生々しくてこっちまで胃がキリキリしてくる感じでした。

それではさっそく、Huluとのバチバチした様子や、フェスの舞台裏では何が起きていたのかなどをまとめてご紹介していきたいと思います。


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「ファイア・フェスティバル」とは?

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「ファイア・フェスティバル(FYRE Festival)」とは2017年に開催し、1日で中止になった伝説のフェスのこと。

ファイア・フェスティバルは「人生が変わる音楽フェス」をテーマとしたフェスで、南米バハマにあるリゾート地のプライベートアイランドで、巨大な音楽フェスを開催するというものでした。

島まるごとがフェス会場で、宿泊施設は高級ヴィラ。さらに注目のアーティストやモデルなどが多数集結するとあって、フェス開催前から伝説となり始めていました。

しかし、伝説と言っても「ウッドストック・フェスティバル」のような伝説ではなく、フタを開けてみれば「巨額の詐欺事件」や「誇大広告」にまみれ、一応は開催されたものの、歴史に残る大失敗に終わった伝説のフェスとなったのでした。

16万円〜130万円の高額チケット

ファイア・フェスティバルのチケット代は3日通し券で約16万円〜130万円。
そんな高いフェス行くわけないじゃんと思ってしまいますよね。

因みに日本を代表するフェス「フジロック・フェスティバル」では3日通し券で4万5,000円ほど。アメリカのフェスで有名な「コーチェラ・フェスティバル」の3日通し券では約4万8,000円ほど。

しかし、ファイア・フェスティバルは音楽フェスの要素もありながら、リゾート地で豪勢に過ごすことができるというプレミア感付き。

ヘッドライナーとして名前が挙がっていたアーティストには「カニエ・ウェスト」「ジョン・レジェンド」「メジャー・レイザー」「ディスクロージャー」」「タイガ」「ビッグ・ショーン」「トラヴィス・スコット」「Blink-182」「ランシド」など多数。

ファイア・フェスティバルのプロモーションムービー

とまぁ、文字で見るよりも、どんなフェスとなるかを動画で見てみたほうが早いので、実際にファイア・フェスティバルのプロモーションを見てみましょう。

どう?

フェス付きで海外リゾートに行くと思えば、16万なら安くない?

めちゃくちゃいい女もいそうだし、行っちゃう?

歴史に残る失敗を収めた「ファイア・フェスティバル」

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はい、チケット買っちゃったあなた。
地獄へようこそ。

こんなプロモみたら行きたくなっちゃうよねー。

フェスに関係なく最高でしょ。

南の島、プライベートアイランド、プライベートジェット、最高の海、最高の砂浜、最高の宿泊施設、豪華客船、ビーチアクティビティ、トロピカルジュース、焚き火、花火、大型フェス。

夢のようなフェスが、なぜ大失敗に終わったのか。

そこを詳しく解説していきたいと思います。

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「FYRE」とは?

そもそもの始まりは、ブッキングアプリの「FYRE」から始まります。

このブッキングアプリ「FYRE」は、事務所やキャスティング会社を通さずにアーティストやセレブをブッキングできるというアプリ。

事務所等を通すとどうしてもブッキング料が高くなり、気軽に有名人を呼ぶことが出来ませんが、FYREを利用して直接本人と契約を交わすことで、気軽にブッキングが行えるわけです。

このアプリを構想したのが騒動の戦犯となる、当時25歳の実業家「ビリー・マクファーランド(Billy McFarland)」でした。

「ジャ・ルール」とのタッグ

ブッキングアプリ「FYRE」を作るため、ビリーとタッグを組んだのがヒップホップアーティストで有名な「ジャ・ルール(Ja Rule)」。

何かとお騒がせキャラでもあるジャ・ルールですが、「ワイルド・スピード」1作目にも登場するなど、アーティストとしては顔の広い人物でもあります。

ジャ・ルールとビリーは、ビリーが代表を務めるベンチャー企業でのイベントを通じて知り合いになりました。

このタッグによって資金調達はビリーが、芸能関係はジャ・ルールという形が完成し、2016年に「Fyre Media LLC」を設立。

FYREの開発が始まるのでした。

宣伝として企画された「ファイア・フェスティバル」

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アプリを作ったら、当然ながら宣伝をしなければ成功させることは難しいです。

FYREもまた、話題性はありましたが、やはり宣伝する必要がありました。

そこで考えられたのが「フェス」という宣伝方法。

FYREはブッキングアプリでしたので、フェスを開催するという宣伝方法はアプリの意味合いも兼ねていたわけです。

こうして「ファイア・フェスティバル」を開催するための会社「Fyre Festival」を設立。
さらにビリーは、麻薬王「パブロ・エスコバル」が所有していた?と言われるプライベートアイランドを速攻で購入。

広報としてアメリカの主要メディア「Fuckjerry(現:Jerry Media)」が参加したり、一流の人員が企画・製作部隊に招集されたりと、ファイア・フェスティバルの開催に向けて急激に動き出したわけです。

因みに一般的なフェスは約1年前に準備し始めるのだそうですが、ファイア・フェスティバルが準備し始めたのは約8週間前とのこと。

後に問題となるフェスのプロモーション動画

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この段階でのフェスの内容は以下の通り。

  • 4月28日〜30日、5月5日〜7日の2回開催
  • 会場となるのはバハマの「ファイア・ケイ(ノーマンズ・ケイ)」
  • セレブを呼ぶ
  • 有名人シェフの料理
  • 1万人の動員

そして、フェスを開催するためには、フェスのイメージを掻き立てるためのプロモーションが重要になってきますね。

こうして作られたのが、さきほど登場したプロモーション動画です。

美女軍団による最高のプロモーション動画が速攻で作られ、ファイア・フェスティバルは超話題のフェスとなっていきますが、後にこのプロモーション動画が自らの首を絞めることになるわけです。

インフルエンサー達のVIP待遇

彼らは有名なインフルエンサー達にも声をかけ、SNS上でも宣伝活動を開始。

ちなみにインフルエンサー達にはSNSでファイア・フェスティバルを宣伝するだけで、ファイア・フェスティバルへ無料でご招待するという特典付き。

冒頭でも触れたチケット代ですが、航空運賃+ヴィラ宿泊費+フェスチケットのVIPパッケージが12,000ドル(約130万円)!

チケット代だけでも16万円〜と超高額チケットですが、インフルエンサー達はタダで行けるとあって、こぞってファイア・フェスティバルを宣伝したのでした。

こうした宣伝効果によりファイア・フェスティバルのチケットは48時間以内で95%という驚異的な売れ行きを記録。

ほころびが見え始めたファイア・フェスティバル

この時点で宿泊者の予定が800人、フェスの参加者が5000人と言う規模に。

ファイア・フェスティバルのプロモーションも順調に進み、夢のフェス実現まであとわずかと思いきや、裏では恐ろしい事態に発展していっていました。

ファイア・フェスティバルが開催される予定の島「ノーマンズ・ケイ」は入れて1,000人という離島。

この時点ですでにキャパオーバー。

トイレの問題や宿泊施設(テント)の問題など、インフラの問題が山積みになってきたのです。

こうした問題点のほか、フェス自体の問題点がどんどんと浮き彫りになってきていましたが、問題点を挙げていった人々はビリーに切られていき、周囲には反対意見を言う人がいなくなっていくという事態に。

フェス開催 8週前のできごと

ここに来て根本的な大問題が発生します。

それは麻薬王「パブロ・エスコバル」が所有していた島という触れ込みでした。

島の現オーナーはこれを良しとしておらず、その名を使用して開催されるファイア・フェスティバル自体も許可がおりず。

その結果、ノーマンズ・ケイを利用することができなくなったのです。

この時点で残り約8週間。

ここで気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、ビリーは島を買ったはずでした。

しかし、実際には島を”借りていた” だけという事が露呈します。

ビリー以外の一行はこの事実すらも知らないわけで、疑問に思ったことでしょう。

こうしてファイア・フェスティバルの会場探しは振り出しに戻り、新たに場所探しに追われることになるのでした。

考えただけでもゾッとしますね。

残り45日 「孤島」から「島の一部」へ

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ファイア・フェスティバルの会場はノーマンズ・ケイから、次にようやく探し出したバハマの「グレート・エグズーマ」へと変わります。

グレート・エグズーマはノーマンズ・ケイとは違って大きな島だったため、キャパオーバーの心配やインフラ整備の問題はクリアしていました。

しかし、悪いことにファイア・フェスティバルが開催される同タイミングで、ボートの世界大会が開催されることが決定されており、島の宿泊施設はすでに満室状態。

島の人口も通常の2倍になる時期だったのです。
とことんツイていませんね。

この時点で残り45日。

結果として島が大きくなっても宿泊施設の確保はできず。

すでに販売されているチケットの数には到底及ばない数でした。

違う違う、島じゃない

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上記画像はファイア・フェスティバルのイベントマップと、実際の島の写真です。

「プライベートアイランド」で開催されるはずのファイア・フェスティバルの会場が、島の「一部」で開催されることに。

実際の写真を見たらわかりますが、会場は「孤島」ではなく陸続きの一部です。

しかし、イベントマップでは孤島のようなイメージとなっています。

これでは、こういう形の島であると思ってしまいますね。

彼らはこうして嘘を塗り替え続けていきます。

明確になり始めた不可能な理想

すでにフェスまでの日数もわずかとなり、新たにフェス会場を建設する時間も金も尽きてきていました。

すでにこの時点で、

  • プライベートアイランドでのフェスではない
  • ヨット・クルーズなどの体験もできない
  • 高級な食事は提供できない
  • 高級ヴィラには泊まれない
  • というより宿泊施設がほぼない

以上の事が濃厚に。

しかし、ビリーは突っ走ります。

資金調達も足りなければ、相手を騙してまで資金調達を行っていたようです。

それでもビリーは中止しない

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ビリーが突っ走った結果、宿泊施設を作れと言われて完成したのが上記の「ヴィラ」w

やばすぎる伝説の始まりです。

何やらこのテント、非常用のテントらしいです。

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気になっていたトイレ事情もこの通り解決。

このあたりから「ファイア・フェスティバルはやばい」という噂も広がり始め、不参加を表明するアーティストも。

また、公式のSNSではフェス会場の建設の様子などをUPすることはなく、プロモーションで撮影した素材の使い回しばかりがUPされていたそうw

参加者から更に搾り取ろうとする恐ろしさ

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ブッキングしていたはずのアーティストたち。

実はアーティスト事務所やブッキング会社にも詐欺行為が及んでいました。

フェスの出演料金を2倍払うという打診はあったものの、事務所に金は振り込まれず。

しかし、フェスの出演には名前を連ねているという事態に。

さらにここにきてビリーは、フェス専用のリストバンド型の決済システムを導入。

参加者にはフェス会場で楽しむために、これに事前に入金しておいてねという連絡が。
しかも3,000ドル(約30万)が平均とのアナウンスが参加者に伝えられていたようです。

ファイア・フェスティバル開催!

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ついにファイア・フェスティバルが開催!

上記の写真はフェスの受付。いい感じに学校祭の雰囲気が出せています。

天罰が下ったのか、フェス前日は大雨が。

そのためテントは前日の雨でべっちゃべちゃ。

意味不明なまま参加している客たち。

実際は、ただ無意味なサバイバルをしに来ているようなものでした。

その様子はまるで避難民。

ここでは書ききれない惨劇がたくさんありましたので、詳しくはネットフリックスで見てみて下さい。

参加者の方々には申し訳ないですが、フェス最大のクライマックスにふさわしい状態になっています。

当たり前だけどファイア・フェスティバルは大失敗

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ビリーが無理やりに開催したファイア・フェスティバルは、当然ながら大失敗。

第一陣の参加者がフェスに訪れただけで、フェスは中止を迎えます。

因みに上記の写真はファイア・フェスティバルの「豪華ディナー」。

事の異常さがわかる一枚です。

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早く中止すればよかったものの、開催してしまったものだから被害はさらに甚大になってしまいました。

それはフェス開催の費用のみならず、各方面から法的に訴えられる事で恐ろしい事態へと転がり落ちていきます。

だけど「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」を見て、よりかわいそうだなと感じたのは、バハマの建築作業員達や現地のスタッフです。

この方々には、ほぼ給料が支払われていない状態なのです。

レゴでも遊ばれる始末

フェスの中止後、多くのメディアやSNSでファイア・フェスティバルの失態がお祭り騒ぎに。

ビリーは今回の一件で矢面に立つ事になりますが、フェスに携わる関連企業も非難を浴びることに。

さらに、フェスのプロモーションに関わった有名モデル達をはじめ、フェスをSNSで宣伝したインフルエンサーたちにも矛先が向けられることに。

ビリーの逮捕と止まらない詐欺行為

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フェスの終了後となる2017年6月、ビリーは詐欺行為で逮捕。

そして参加者などからの集団訴訟を含め、現在は8件の訴訟に発展中。

この中には1億ドル(約110億円・・・)の損害賠償請求もあるようです。

さらにこの男が恐ろしいのは、逮捕されて保釈金を払い、外に出てきたと思ったらすぐに事業を展開。

新顔を表に立てて、裏では保釈中のビリーが操作する会社でした。

この会社、チケット詐欺の会社でファイア・フェスティバル申込者の顧客情報を悪用してフィッシング詐欺的な事を行っていたのです。

FYREでも詐欺で大変な自体になっているのに、さらに詐欺行為をはたらいて儲けようとしていたわけです。

NetflixとHuluもやりあってます

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さて、ファイア・フェスティバルが悲惨なフェスであったことは述べてきた通りですが、場所を変えて今度はNetflixとHuluのバトルに。

実はこのファイア・フェスティバルを追ったドキュメンタリーはNetflixだけでなく、Huluでも公開されています。

Netflix:FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー

こちらがNetflixオリジナルドキュメンタリーの「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」の予告。

続いてこちらがHuluで配信されている「FYRE FRAUD」の予告。

Hulu:FYRE FRAUD (Official Trailer) • A Hulu Original Documentary

この両作品、配信時点ですでにバチバチしていたのですが、Netflixが配信を発表したのが2018年12月のこと。この時点で配信日は1月18日と発表されていました。

これを受け、HuluはNetflixの配信日前に突然リリースを発表。

結果として先行配信したのがHuluの「FYRE FRAUD」でした。

Netflix VS Hule:内容でバチバチ

さて、気になるのがその内容。

両作品とも「ファイア・フェスティバル」をテーマに取り扱った作品ですが、内容は微妙に違ったものとなっています。

Netflixの「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」は、ファイアフェスティバルで広報を担当していたメディア会社「Fuckjerry(現:Jerry Media)」との協力によって制作されています。

一方、Huluの「FYRE FRAUD」は、ファイア・フェスティバルの主役とも言える「ビリー」に直接インタビューし、インタビューの内容に沿って話が進行していく作品です。

Netflix VS Hule:両者の言い分

この両作品のバチバチ合戦、正直なところどっちもどっちな感じも否めませんが、FRONTROWのこの記事が非常にわかりやすくかかれていました。

先に手を出したのはHuluですが、簡単にまとめると

Hulu → NetflixはFYREフェスの関連企業と制作してるよ!どうなのそれ?

Neflix → Huluだってビリーにギャラを与えてまで制作してるよ?

という感じ。

まぁ、どちらも犯罪に加担していた所と手を組んで制作してるわけだから。どうなんでしょ。
結局は「FYRE」の話題性でNetflixもHuluも稼ぐわけだからね。

舌戦だけみると騒動の根本であるビリーにギャラ払うってどうなの?って言う気もしますが。

結論:どっちも違う目線で見られる良作です

ビリーの言葉が本当なのかどうかはさておき、Huluの作品はファイア・フェスティバルの中身、特にビリー目線での中身が見られるので、先に「FYRE FRAUD」を見ると、Netflixの「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」がわかりやすいかも。

「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」は、ビリー側ではなくフェスに関わった企業や人からの目線で語られる内容なので、両作品を見ることでファイア・フェスティバル騒動の中も外も見られる感じに仕上がっております。

某有名サイトではNetflixの「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」では、SNSで宣伝したことについてあまり触れられていなかったとありましたが、言うほど触れていないわけではありませんけどね。

まぁ、いずれにしてもどちらも良作ドキュメンタリーと言えますね。

逆に同じ内容でなくて、よかったんじゃない?

まとめ

しかしよく開催したなと思いますね。ファイア・フェスティバルの段取りや現状は異常そのものです。このドキュメンタリーを見ていて、よく取引先も続けていたなと思ってしまいました。

失敗が明らかな上に、見ただけで詐欺だと分かる状態ですからね。

ビリーは詐欺さえ働かなければ、非常に能力の高い経営者なのに残念ですね。

とまぁ、参加者の方はかわいそうではありますが、ドキュメンタリーとしては非常に楽しかったです。行くとこまで行っちゃってるのが見応えありましたね。「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」、おすすめです。

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